結婚式二次会ゲームにおける個人戦とは?
結婚式二次会ゲームにおける個人戦とは、文字通り参加者がチームを組むことなく、個人で参加できるゲームです。個人戦ゲームはチームを組んで行う団体戦ゲームなどと比べて、どんなメリットがあり、またどんな注意点があるかを見ていきますね。
個人戦のメリット
ゲスト同士の知り合いが少ない場合でも、全員参加のゲームを通して仲良くなることができます。
定番ゲームではできない様々な演出ができるので、個性的な式になります。司会者は臨機応変な対応を求められますが、成功すれば大変盛り上がります。司会が好きな幹事さんにおすすめです。
個人戦の注意点
ついつい趣向を凝らしたゲームにしようと張り切ってしまいがちです。大人数で行う為、混乱しないように、複雑なルールは避けましょう。一度聞いたら、誰でも理解出来る明確なルールにします。また、時間は30分が目安です。場と衣装を考え、あまり他人と身体が密着するゲーム、過度に身体を動かすゲーム、靴を脱がないといけないゲームなどは避けたほうが無難でしょう。
個人戦のあれこれ
では、簡単で盛り上がる、個人戦のゲームとは、どんなものがあるのでしょうか。
早速ゲームを紹介していきましょう。
携帯早がけゲーム
発表した携帯番号に一斉にかけて、誰が最初につながるかを競うゲームです。
司会者はまず、ゲストに、「これから行うゲームは携帯電話を使います。携帯をお手元にご用意ください」と呼びかけます。
そして、「これから発表する電話番号に電話をかけてください」と言って、電話番号を発表します。そして携帯の番号を正しく大きな声で読み上げます。もしくは、スクリーンやスケッチブック、ホワイトボードなど、会場全員が見えるものに書いて発表します。
携帯電話は新郎新婦や司会者につながるもので、最初に繋がった人が勝ちます。
自分の番号をみんなの前で発表したくない場合には、NTTコミュニケーションズが提供するIP電話アプリ「050plus」で比較的簡単に番号を取得できます。
間違い電話をかけないように、数字は1つずつゆっくり発表しましょう。
携帯くじゲーム
受付時に、ゲスト全員に携帯電話の番号を紙に書いてもらい、その紙をくじ引き用の箱に入れておきます。
ゲームが始まると、司会者はまず、「携帯電話を着信音が鳴るように設定にしてください」と言います。
後は、新郎新婦や司会者が、引いた紙に書いてある番号に電話をかけ、自分の携帯がなった人が当たりというシンプルなゲームです。誰が当たったのか、一目瞭然で、とても進行しやすいゲームです。会場内に、携帯が充電できる場所を用意したりモバイルバッテリーを貸し出して、ゲームが始まるまでに充電するよう促してあげると親切です。
じゃんけんトレイン
ゲスト同士で近くにいる人とじゃんけんをしてもらい、負けた人が勝った人の後ろについていくゲームです。ムカデのようになりながら、一列になるまで続けます。先頭の人から何人までに景品が当たるというルールにしてもいいでしょう。自分の先頭にいる人を応援して盛り上がります。
司会者は、じゃんけんの度にはっきり掛け声をかけ、ゲームが順調に進んでいるか確認しながら進めましょう。
チェキ抽選
結婚式2次会で、全員のチェキ写真を撮って記念に残すことは多いのではないでしょうか。
このゲームは、受付を済ましたゲストのチェキ写真を1人1枚取って、箱の中に入れておきます。
ゲームの時間になったら、新郎新婦にそれを引いてもらい、自分のチェキ写真が当たった人が景品をもらえるというシンプルなゲームです。チェキ写真をスクリーンで映せばさらに盛り上がるでしょう。写真にコメントを書いてもらっておいて、それを読みあげるのもいいでしょう。
目玉商品が先に出ると後半は盛り下がってしまいます。最初に景品を発表して、その商品をランダムに並べておくと、最後までいい商品が残っているので、盛り上がりは続きます。
心理戦景品選びゲーム
受付時に配ったくじの番号、撮ったチェキ写真などで抽選をし、最初に景品の数と同じ人数かそれより少し多い人数の人に前に出てきてもらいます。前に出てきた人は、司会の掛け声で、一斉に自分が欲しい景品の前に行きます。1人しか欲しがっていない景品はそのままもらうことができます。複数人集まっている景品は、じゃんけんや簡単なゲームで勝った人がもらえます。
人が欲しいものが全て一番目玉商品とは限りません。意外なものを欲しがる人がいます。また、一番人気のものは倍率が高いので、次に欲しい倍率が低いものを狙おうなどの心理戦が見られます。抽選で選ばれなかった人も最後まで楽しめます。
まとめづらくなってしまうので、景品の数や抽選で選ばれる人の数は多すぎないように注意しましょう。景品は5つくらいで、後は粗品という風にしてもいいでしょう。
移動⚪︎✖️ゲーム
会場の右側を⚪︎、左側を✖️などと、まず決めておき、⚪︎✖️で答えられるクイズを出します。スタッフが紐で⚪︎と✖️の間を区切ってもいいでしょう。最後までクイズに正解し続けた人たちが景品をもらえます。最後の一人になるまで景品がもらえないのか、景品の数より勝ち残っている人が少ない場合には全員にもらえるのか、時間と相談して決めましょう。あまり狭い会場でやると危ないので、充分にスペースのある会場でやりましょう。
ペア探しゲーム
受付時に、封筒に入ったカードを渡しておきます。ゲームの時間までは開封しないようにお願いしてください。ゲームの時間になると、司会者が、「受付の時に配った封筒の中身を見てください」と言います。そして、封筒の中に書かれている自分のカードと、ペアのカードを持っている人を探します。カードはトランプで、同じトランプの人を探すのもいいでしょう。また、例えば、『アダム』と『イブ』を、『寅』と『さくら』など書かれていても考える楽しみがあっていいでしょう。『ラン』『スー』『ミキ』など、グループになってもいいでしょう。
景品は二つずつ用意するか、山分けできるものを用意してもいいですね。
全員が移動しますので、あまり狭い会場ではないほうが無難でしょう。
結婚式二次会ゲーム 個人戦のまとめ
いくつか、オススメの個人戦ゲームを挙げていきました。
時間が読みにくい、司会者の負担が大きいなどというデメリットもありますが、成功すればかなり盛り上がる全員参加型の楽しいパーティーになると思います。